2024.07.15テント
テント倉庫の空調を改善!冷却効果のある対策を紹介
倉庫や工場内の空気は、スムーズに循環されていますか?
倉庫内の空調が整備されていないと工場室内温度の上昇やカビの発生にもつながってしまいます。
そこでこの記事では、空気循環の改善施策や、暑さ対策について解説します。
新鮮な空気を建物内に入れたい方や、暑さをどうにかしたい方は、ぜひご覧ください。
倉庫内は湿気がたまりやすい場所
工場や一般的な倉庫は、空気の循環が悪いと湿気がこもってしまう傾向があります。
天井が高いことや、防犯面や紫外線対策によって窓が小さいことも多く、風通しの悪さが課題です。
換気がしづらいうえに、湿気を逃がす仕組みがつくりにくいため、カビが発生しやすい環境になってしまうのです。
空調を改善する対策5選
そこで、倉庫内の空調環境を改善できる対策をご紹介します。
今の季節は空調管理が気温にも大きく関わり、熱中症対策にも効果がありますので、ぜひご検討ください。
1.ベンチレーターの設置
まずおすすめしたいのが、換気装置(ベンチレーター)です。
倉庫に取り付けることで、室内に溜まった熱気を、効率的に外に追い出すことが可能になります。
内部にモーターとファンが付いている強制換気タイプ、屋根や屋上に設置できる筒状タイプ、自然通風や温度差によって換気を行う自然換気タイプなどの種類がありますので、倉庫の状態によって、どのタイプが適しているのかを検討する必要があります。
2.業務エアコン
大規模な空調システムを導入することも一つの手です。
大型シーリングファンなどがこれにあたります。
取付工事が必要になる場合もありますので、骨組みに取付が可能な重量・構造であるかの確認が必要です。
業務エアコンは比較的大掛かりな対策となりますので、重さや建物の仕様もチェックしたうえでご検討ください。
3.スポットクーラー
エアコンの設置が難しい倉庫に、相性の良い対策がスポットクーラーです。
基本的にキャスターが付いているので、人のいる場所に移動させて冷気を当てることが可能になります。
倉庫全体の空調改善としては効果が低いですが、少人数の場合は暑さ対策として強みを発揮する手段です。
4.ビニールカーテンの導入
ビニールカーテンで空間を間仕切りしたり、出入り口にカーテンを取り付けることで、空気の移動を制限することができるようになります。
空調が効いている建物内であれば、冷やした空気を外へ逃さず留めることが可能に。
また、クーラーの設定温度を1℃上げるだけでも、約13%の省エネが実現可能と言われています。
空調効率を上げる施策としては、安価で導入も容易なビニールカーテンがおすすめです。
5.ビニールブースの導入
建物の中に、特定の用途に用いるビニールの空間を作ってしまうことも効果が見込めます。
例えばこちらは、クリスタルターポという素材で、倉庫内にビニールブースを設置させていただいた例です。
このような空間は、ビニールカーテンと同様、ビニールブース内での空調効果を高めてくれます。
ビニールブースの活用事例や、詳しい情報は下記の記事からご覧ください。
暑さ対策には遮熱シートもおすすめ
空調の効率化としては、上記のような5つの対策がポピュラーです。
しかし、空調の改善を検討されている方は、倉庫内の暑さ対策という課題もお持ちではないでしょうか。
夏場の工場内は40℃以上になるとも言われ、2020年は熱中症によって救急搬送された方が、総務省の資料では、全国約6万5,000人と記録されています。
そこで、強い味方になってくれるのが遮熱シートです。
※参照:平岡織染株式会社
遮熱シートには、「輻射熱」をカットする特殊な素材が使われています。
それによって、太陽からの熱を反射。
熱の侵入を抑え、建物内の温度上昇を防ぐことができるのです。
実際の試験データでは、最大で62%の遮熱率を記録しています。
遮熱シートの詳細については下記の記事もご覧ください
【対策はお早めに】工場や倉庫への遮熱対策をご検討の方はこちらから
遮熱テントのことなら石川株式会社へ
この記事では、空調の効率化に有効な対策をご紹介しました。
また、猛暑の対策としては、遮熱シートの導入も効果的です。
シートは装飾テント用の素材から、指定建築材料まで幅広い生地を取り扱っています。
夏の暑さ対策に関することは、下記の問い合わせボタンからお気軽にご相談ください。
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