2024.01.25オーニング
オーニングの取り付けは一人でもできる?設置が可能な判断基準についても解説
オーニングの取り付けを検討される際は、取り付け可能な建物かどうか・重さや風荷重の計算をどうするかなどが重要になります。
そこでこの記事では、取り付けを考える際に重視するポイントや、DIYで行う場合の注意点などについて解説していきます。
オーニングを取り付けるための考え方
オーニングの取り付けを検討する際に考慮するポイントは、「オーニング本体の重さ」「オーニングが受ける風荷重」「オーニングを取り付ける建物」の3つです。
まずは強度を検証する必要があります。
風が吹いた時に、「オーニング本体の重さ」だけではなく、「オーニングが受ける荷重を加算した負荷に耐えられるか」という点も合わせて考えることが重要です。
また、そもそも建物自体にオーニングを取り付けられるかという点も確認しましょう。
オーニングはそのものの重量以上の大きな負荷がかかるので、建築物の構造によっては、オーニングの取り付けができないケースもあります。
取り付けが可能な建物とは?判断基準を解説
日差し対策や雨よけ効果など、多くのシーンで利用されているオーニング。
窓やベランダ、庭・テラスなどに設置されることが多いですが、取り付けを希望する位置に柱があるかどうかが大きなポイントになります。
また、取り付けられない場合の解決方法もご紹介していきます。
柱がある場合はビスでの固定が基本
オーニングを取り付けたい場所に柱があった場合は、固定用のビスを建物本体の柱に直接付けることでオーニングの取り付けが可能です。
柱がない場合も、ベースプレートという補強部材を設置することで、オーニングを取り付けられる可能性があります。
しかし、これらはあくまで基本的な取り付け方法の一例です。
建物の構造は多様にわたり、例えば、
「RC造/鉄筋コンクリート造」「木造/在来工法」「ALC外壁/鉄骨造」など、それぞれのつくりによってもオーニングの取り付け方法は異なります。
簡易的に設置できる場合をのぞき、基本的にオーニングの設置は専門業者に相談することをおすすめします。
取り付け不可の場合は独立タイプの選択肢も
柱が無い場合やベースプレートが設置できない場合、取り付けをすると住宅メーカーの保証に影響が出てしまう場合など、どうしてもオーニングを設置できないケースも存在します。
しかし、外壁への固定が不要な「独立タイプ」というオーニングを使えば、壁や住宅の構造などに関係なく導入できる可能性があります。
どうしてもオーニングの取り付けが必要な方は、選択肢の一つとして独立タイプも検討いただくのがおすすめです。
独立型オーニングの特徴について、詳しくは下記ページもご覧ください。
DIYをおすすめしない理由は?
オーニングを検討されている方の中には、「自分でできないかな?」と検討されている方もいると思います。
しかし、結論から言うと、DIYなど個人での取り付けは落下の危険性・躯体の破損も考えられるため推奨していません。
風や重量の計算がネック
DIYでの対処法は、柱の上部に設置用の金具を取り付け、下部にも金具や錘を設置した後にオーニングを取り付けるという手順が一般的です。
ここで注意すべき点は、取り付けるオーニングの重量や風荷重の計算についてです。
強風でオーニングが飛ばされてしまうと、人や建物への事故につながりかねません。
よって、十分に風や建物への負荷に耐えられるかの計算が必要になるため、専門知識のない方だけで取り付けるにはリスクが生じてしまいます。
その他、建物のつくりに合わせたオーニング選びや、取り付け後に行うたわみなどの微調整の作業も必要です。
安全にオーニングの取り付け・維持を検討されている方は、まずは専門の業者にご相談ください。
【お問い合わせはこちら】オーニングの取り付けもご相談ください
この記事では、オーニングの取り付け方法や、取り付けが可能かどうかの判断基準についてお伝えしました。
ご紹介した取り付け方法は、あくまで一般的な手順の一例として参考にしてください。
オーニングは建物の構造によっても最適な設置手段が異なります。
オーニング周りでお困りごとがある方は、さまざまな材料の特性を知り抜き、実績と情報を持つ石川株式会社にお任せください。
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