2023.10.06テント
テント倉庫は耐震性が優れている!その理由と耐用年数も解説

テント倉庫が高い耐震性を持っていることは、「日本膜構造協会」の調査でも確認されています。
そこでこの記事では、テント倉庫が耐震性に優れている理由や、耐用年数などについて解説します。
テント倉庫の耐震性が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
テント倉庫は耐震性に優れているという事実

テント倉庫は構造物が軽量であり、屋根や壁に膜材を使用していることから、他の建物と比べて高い耐震性を持っています。
地震時の安全性は、一般社団法人日本膜構造協会の調査でも確認されています。※
また、仮に倒壊した場合でも膜自体が軽量なので、屋根や壁の落下したときのリスクを大幅に低下させてくれるのも特徴です。
※一般社団法人日本膜構造協会:骨組膜構造物の耐震性能評価のための地震応答解析
災害時にもメリットが
テント倉庫の構造は、骨組みに膜材を張るというシンプルなつくりになっています。
そのため、災害が発生した場合でも、補強や張替え・解体等の作業も比較的容易に行えるという利点も存在しています。
膜材の耐用年数は10年前後
耐震性に優れているテント倉庫は、一般的に耐用年数が約10年〜20年程度と言われています。
また、テント倉庫の膜材になると、寿命は平均で10年前後になります。
何もトラブルがなければ、膜材を10年に1回張り替え、それを2回行うタイミングで、テント倉庫自体の再建も検討するようなイメージです。
長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスを
膜材の寿命は約10年と、長い期間で活躍をしてくれますが、外的環境によって劣化する可能性もあります。
例えば、直射日光があたる場所や海岸沿いなどの環境は、紫外線や雨風があたることで膜材が劣化していく傾向にあるので、注意が必要です。

また、地震による影響も、劣化する可能性の一つです。
耐震性は高いものの、仮に倒壊して膜材に傷がついてしまった場合、そこから穴ができたり、劣化につながるケースも考えられます。
つまり、
「膜材はとりあえず10年は大丈夫」
「地震がきても問題ない」
などと油断せずに、こまめなチェックやメンテナンスを行うことが重要です。
メンテナンスはどのような場所に注目すればいいのかは、こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
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この記事では、テント倉庫の耐震性や、テント倉庫・膜材の耐用年数などについてお伝えしました。
さまざまな材料の特性を知り抜き、お客様のご要望にあった商品をご提供できるのが、私たち卸問屋の強みです。
例えば、
「耐震性に優れたテント倉庫を建設したい」
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