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2025.07.10テントシート・生地ビニールカーテン

物流現場の熱中症対策ガイド|倉庫・配送拠点の対策アイテムを解説

物流現場の熱中症対策ガイド|倉庫・配送拠点の設備選びを解説

この記事では、特に物流・運送業界の方に向けた、熱中症対策についてご紹介します。

シーンに合わせた設備の選び方や、どのような対策が効果的なのかを解説。

すでに検討中の方は、ワンストップ対応・短納期でのご案内ができる、石川株式会社にご相談ください。

物流現場で熱中症リスクが高くなる理由

物流現場で熱中症リスクが高くなる理由

2025年6月から厚生労働省告示により、暑熱作業に係るリスクアセスメントと具体的措置が義務化されました。

物流拠点はその中でも「熱中症リスクが高くなりやすい」と言われています。
以下は、その理由です。

・高天井空間と金属屋根
→日射と蓄熱で、庫内温度が 40 ℃超に達するケースも。

・トラックバースの熱だまりが発生しやすい
→エンジン熱+路面照り返し+直射日光で外気より高温になることも。

・ピーク時の人員増加
→ピッキングや仕分け作業で密度が上がり、体感温度が急増。

・長時間作業 & 交替制の不足
→人手不足で休憩が取りづらい現場ほど、リスクも増える可能性が高くなる。

このような背景から、物流・運送業界からの対策相談が増えています。

物流現場でできる一般的な熱中症対策

物流現場でできる一般的な熱中症対策

一般的に倉庫や工場内での現場では、下記のような対策が推奨されています。

1.環境改善

屋根や外壁の遮熱、断熱施工。
施設内に間仕切りを設置するなどの空調管理。
高性能換気ファンや大型シーリングファンで、熱気を排出。

2.休憩環境整備

倉庫外やバース横に休憩テントを設置。
冷水機、経口補水ステーションを分散配置。

3.作業オペレーション

ピッキングエリアのローテーション。
気温ピーク時間の荷捌き量を平準化。
密度が上がりすぎない人員管理。

4.個人装備

空調服、冷感インナー、クールネック搭載ヘルメット。
こまめな水分補給と呼びかけ意識。

これらのうち、「1.環境改善」と「2.休憩環境」は、設備への投資がカギになります。

私たち石川株式会社は、特にこのセクションを支援。物流現場の熱中症対策に貢献できる商品をご紹介します。

弊社がご提供できる物流向けソリューション

このような課題に対して、石川株式会社では遮熱シート・ビニールカーテン・テントなどのご案内が可能です。

また、商品を保有しているだけでなく、お客様のご要望に合わせた提案ができる強みを持っています。

遮熱シートをお探しの方はこちら

はるクールS

建物内での温度上昇を抑えたい方は、まず「はるクール」の導入をご検討ください。

はるクールはSとAの2タイプで取り扱いがあり、Sタイプは単層構造のアルミ遮熱シート構造。
遮熱性と柔軟性に優れているため、

⚫️倉庫や工場、車庫などの屋根裏
⚫️プレハブや仮設建物・トイレなどの軽量構造物
⚫️複雑な形状への施工

などでは、はるクールSタイプをおすすめしています。

はるクールA

一方で、はるクールのAタイプは、発泡ポリエチレンをアルミで両面ラミネートしている多層構造になっています。

Sタイプと比較すると、厚みや断熱性に優れていることから、

⚫️作業所や事務所などの高断熱が求められる常設施設
⚫️冷暖房効率を重視する建物

などのケースで使用を検討されている場合は、Aタイプをご検討ください。

倉庫内の温度上昇・作業スペースの快適化に効果的なはるクールの詳細・ご相談はこちら

シートの間仕切りを導入したい方はこちら

施設内に間仕切りを設置し、空気の循環を効率化する企業も増えています。

例えばこちらは、クリスタルターポ(糸入り透明ビニール)で、工場内に間仕切りブースを導入した実例です。

工場内に間仕切りブースを導入

こちらの施設内では上記のような理由から、夏場は室温が非常に高くなっていました。

そこで、作業場所にビニールブースを設置し、その中にクーラーを入れることで、冷却補助効果を高めることに成功しています。

作業場所にビニールブースを設置

このように、ビニールでブースをつくることで効率の良い温度管理を実現。

石川株式会社では、施設に合わせたシート選びから、当日の施工までのご提案が可能です。
間仕切りを用いた対策に関して、詳しくは下記の記事もご覧ください。

休憩所のテント設置をご検討の方はこちら

トラックバース横や屋外ヤードに、日陰スペースを作ることも効果的です。
例えば、下記のような「かんたんテント」であれば、ワンタッチでテントの設営が可能。

休憩所のテント設置をご検討の方はこちら

遮光屋根+側幕で日陰と通風を両立した休憩所が完成します。

この中に、ポータブルエアコンやミスト扇風機などを組み合わせればさらに涼しい空間の確保が可能に。
また、休憩目的だけでなく、作業スペースとしてもテントをご活用いただけます。

設営・撤去が容易なテント各種のご相談はこちらから

対策は「環境×設備×運用」の3点に注意

対策は「環境×設備×運用」の3点に注意

ご紹介したように、物流現場の熱中症対策は、

・環境:そもそもの温度上昇を抑える
・設備:日陰や空調などの設備を整える
・運用:各個人での対策意識の強化

が必要です。

そこで、スピーディーな熱中症対策を行いたい場合は、ワンストップ提案・短工期の導入をサポートできる石川株式会社にお任せください。

「まずは自社倉庫に合う設備を知りたい」
「予算内でどこまでできるか知りたい」
などの段階でも、お気軽にご相談ください。

経験豊富なスタッフが現場に合わせた、最適なプランをご提案いたします。

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