2025.02.17シート・生地
地震対策に役立つ「かるかべ」の特徴と導入方法を解説

地震大国の日本では、すべての建物や施設にとって地震対策が重要な課題となっています。
かるかべは震災時の二次被害を防ぐために開発された防災ソリューションで、家電量販店、ドラッグストア、オフィス等の身近な施設でも導入されています。
この記事では、かるかべが震災時に活躍してくれる理由と、実際にどのような施設で導入すべきかを解説します。
検討されている方は、導入を判断するポイントや、専門業者に相談する方法などが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
あれば安心のかるかべ その特徴を解説
かるかべは、帝人フロンティア株式会社が開発した不燃シート製の防煙たれ壁のことです。
軽量で安全性が高く設置が簡便であることから、地震対策や防災対策の重要な要素として注目されています。
開発の経緯
これまでの防煙垂れ壁は「硝子製」が主流でしたが、地震時の落下や飛散により大きな被害を引き起こすリスクがありました。
2016年の熊本地震では、50店舗以上の商業施設で硝子の落下被害が発生。
2018年の大阪北部地震では、硝子落下により軽傷者が出た事例もあります。
このような背景から、不燃シート製の防煙垂れ壁の需要が高まったことで、かるかべが開発されたのです。
何も対策をしていない施設では、老朽化や金属疲労による事故も報告されており、不燃シート製への転換需要が増えています。
軽量で便利な設置性能
特徴の一つは、軽量設計により運搬や設置が容易であることです。
現場での取り扱いが簡単であり、調整機能も備えているため、さまざまな場所でフレキシブルに対応することができます。
コスト効率と施工時間の短縮
従来のガラス製品と比較すると、施工時間を短縮して、工事全体のコスト効率を向上させることができるのもメリットの一つです。
このような優位性と防災対策のニーズ増から、かるかべは地震対策には欠かせないアイテムとなりました。
地震対策として注目されている理由3選
かるかべを取り付けることで、次のような防災対策につながります。
二次被害の防止
地震発生時にガラス製の防煙壁が破損すると、破片が飛散して重大な二次被害を引き起こす可能性があります。
一方でかるかべは、破損や落下のリスクを大幅に低減し現場の安全性を向上させ、万が一落下しても復旧作業が容易です。
安心感を生むことによる相乗効果
地震対策が適切に施されている施設は、利用者や従業員に安心感を提供できることもあります。
特に商業施設や公共施設では、建物の安全性が信頼感を高め、施設の利用価値を向上させる要因となることも、大きなポイントです。
施工やメンテナンスの容易さ
かるかべは硝子製に比べ非常に軽量で、施工が容易です。
基本的に下地を補強する必要もなく、取り付けが初めての業者でも問題なく導入することができるでしょう。
また、耐久性も高いので、長期間の使用が可能に。
必要に応じて部分的な交換が可能なので、メンテナンスコストを抑えることができるのも嬉しいメリットです。
上記のような理由も背景にあり、かるかべは企業での導入が増えています。
検討されている方は、かるかべにも実績豊富な石川株式会社にご相談ください。
また、かるかべ以外の防災アイテムをお探しの方は、下記の記事も参考にしてください。
ウォータータンクや機能性シート、とめっぱなど、6つのアイテムについて紹介しています。
どのような施設で使われている?導入事例を紹介
かるかべは実際にどのような場所で使われているのでしょうか?
検討いただくにあたり、よくお問い合わせの多い施設例を紹介します。
オフィスビルでの採用
一般企業での導入が非常にポピュラーになっています。
かるかべを採用し、地震対策のイメージアップとともに、従業員の安全性向上にも寄与できるという点も評価されています。
商業施設での活用
大型ショッピングモールでかるかべを導入し、地震時のガラス飛散リスクを減少させたという実例もあります。
安全性が向上することで、来館者の安心感を得ることも可能に。
デベロッパー様などにも検討いただく機会が増えています。
公共施設での採用
学校や病院など人が多く集まる施設でも、防災対策の一環として導入されています。
特に、避難計画の一部として、かるかべがその効果を発揮。
「かるかべを採用している施設」という安全のイメージがあることで、人が集まりやすい要因にもなっています。
このようにかるかべは、公共施設から一般企業のオフィスまで幅広く導入が可能です。
備えの重要性を検討されている方は、まず専門業者にお問い合わせください。
かるかべのことなら石川株式会社へ
かるかべは、地震時の二次被害を防ぎ、施設の安全性を大幅に向上させるアイテムです。
軽量で簡単に設置できるため、施工コストと時間の削減にも貢献。
特に、商業施設やオフィスビル公共施設など、多くの人が利用する建物において地震対策の必須アイテムとして注目されています。
かるかべの導入を検討されている方は、実績豊富な石川株式会社にご相談ください。
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