2024.01.19ビニールカーテン
ビニールカーテンの掃除方法と素材選びの重要性を解説します
清潔な環境を保つために、ビニールカーテンの掃除は定期的に行いましょう。
この記事では、ビニールカーテンの掃除方法と、ビニールカーテンの選び方の重要性についてお伝えします。
ビニールカーテンを掃除するメリット
ビニールカーテンの掃除は、衛生面と耐用性に対して有効的な効果があります。
ビニールカーテンの素材は、菌が付着してから5日間は生存している可能性があることが、米国立衛生研究所から発表されています。
特に屋内でビニールカーテンを使用される場合は、清潔な空気を保つためにもケアは欠かせません。
定期的な掃除を行うことで、衛生的な環境を維持できるメリットがあります。
また、掃除をすることで、素材の経年劣化に気付きやすくなり、耐用年数の管理がしやすくなるという側面もあります。
ビニールカーテンの掃除方法
ビニールカーテンのクリーンアップ方法はいたってシンプルです。
ここでは、すぐに実践できる掃除の手順をご紹介します。
1.取り外し
可能であれば、ビニールカーテンは取り外してタオルなどの上に敷いてあげるといいでしょう。
高い所から吊るしてあり回収が難しい場合や、量があまりに多い場合は、吊るしてある状態での掃除でOKです。
2.拭き掃除
タオルは希釈した中性洗剤を付け、優しくビニールカーテンのシートを拭いていきます。
このときに、消毒液や薬品等を大量に使ってしまうと、ビニールカーテンが劣化して白濁してしまう可能性があります。
タオルで拭くときは、水拭きした後汚れがしつこければ中性洗剤を利用する等の注意が必要です。
3.放置してから乾拭き
濡れたタオルでビニールシートを拭いたあとは、数分間放置してください。
少し時間を置いたあとは、今度は乾拭きして仕上げとなります。
ビニールカーテンを取り外している場合は、乾拭き後にもとの場所に戻して完了です。
(雨等の湿気を帯びる場合も白く曇る事が有ります。その場合は、広げて乾かすと元に戻ります)
シンナーは要注意
ただし、シンナーなどは変色や劣化してしまう可能性もあるので、使わないことをおすすめしています。
上記の手順でこまめなクリーンアップを心がけていれば、ビニールカーテンを清潔に保つことができるでしょう。防汚・消毒の対策としては避けるのが得策です。
掃除方法よりも重要なビニールカーテンの選び方について
清掃自体は特に難しい手順もないので、定期的にケアをしてあげましょう。
しかし、そもそもビニールカーテンは、設置する環境や用途によって選ぶ素材が大きく変わってきます。
一例として、画像のような透明性のあるビニールカーテンを使用する場合は、塩化ビニール系の素材を。
逆に、透明性がなく、高い防炎性の素材を選ぶ場合は、帆布生地(ウルトラマックス)等の生地を使うなどの選択肢があります。
選ぶ素材だけでなく、使用環境も大きな要因になります。
例えば、屋内で使用する際の耐用年数は5年〜8年程度なのに対し、屋外使用になると3年〜5年程度と短くなるのが一般的です。
耐用年数について詳しくは、下記の記事からご確認ください。
ビニールカーテンの耐用年数は約5年?環境によって変わる目安を解説
下記項目に当てはまる場合はご相談を
この記事ではビニールカーテンの一般的な掃除方法をお伝えしましたが、使用される素材や環境によって掃除方法が異なる場合もあります。
・屋外で使ってるビニールカーテンのメンテナンス方法を知りたい(経年劣化している)
・透明性のある素材 / ない素材のメンテナンス方法を知りたい
・そもそも今使っている素材が目的に合っているかわからない
など、条件によって掃除やメンテナンスの最適解はさまざまです。
私たち石川株式会社は、ビニールカーテンに関しても、素材の選定から施工業者のご紹介など、これまでの経験則を活かしたご提案を強みとしています。
上記のようなお悩みがある方は、まずは一度、お気軽にお問い合わせください。
販売パートナー様
募集中
石川㈱では、防煙垂れ壁設置、縫製加工、高周波溶着などをお手伝いいただける業者様を募集しています。
販売パートナーの情報に関しても、上記のご相談ボタンからお問い合わせください。