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2023.10.03ビニールカーテン

知っておきたいビニールカーテンの用途と導入メリットについて

ビニールカーテンのメリットについて

省エネや節電の観点から、ビニールカーテンの需要が高まっています。

ビニールカーテンには、空調の管理ができる・内装工事等に比べ低コストで設置がしやすいなど、様々なメリットが存在することをご存じでしょうか。

そこでこの記事では、主な用途例や、導入することのメリットなどについて詳しく解説していきます。

石川株式会社は生地の卸問屋として、ビニールカーテンにも豊富な実績を持っています。

導入をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問合せください。

ビニールカーテンとはどのような製品のこと?

ビニールカーテンとはどのような製品のこと?

例えば皆さんも、スーパーの生鮮食品コーナーや、飲食店の入口付近、倉庫などの間仕切りとしてビニールのカーテンを目にしたことはないでしょうか。

ビニールカーテンとは、軟質塩化ビニールの原料に防炎や帯電防止など様々な原料を配合し、その機能性を持つビニールシートの製品を、総称したものになります。

ビニールカーテンの種類は、家庭用にカーテンレールでかかっているタイプから、工場や倉庫などで使われる業務用まで様々です。

一般的に目にする機会が多いのは、防炎や不燃機能などを持たない、薄手のビニールシート素材で作られたカーテンかもしれません。

ビニールカーテンを使う主な用途

ビニールカーテンを使う目的は、工場や倉庫など屋内用間仕切りシートをはじめ、雨よけを目的とした屋外用ビニールカーテン、建物内に虫を入れないように対策するための防虫ビニールカーテンなどが考えられます。

ビニールカーテンを使う用途:雨よけ
屋外の飲食店など、雨よけとして活用。
ビニールカーテンを使う用途:空調管理
工場・倉庫内を間仕切りすることで空調を管理。
ビニールカーテンを使う用途:日よけ、虫よけ
日よけや虫よけとしても活躍

こちらはあくまで一例です。
ビニールカーテンはこのように、多様な機能を備える製品として、様々なシーンで利用されています。

知っておきたい
ビニールカーテンの導入メリット5選

使われる理由が多いビニールカーテンですが、導入を検討される方のために、改めてそのメリットについてご紹介します。

①空調管理

工場や倉庫などの施設では、「空気の移動を防ぐ」ことが求められます。
空間を局所的に間仕切ることで、「夏は涼しく、冬は暖かく」空調効率を高めるとともに、温度・湿度の管理をしやすくします。
また、高い空調効率を実現することで作業環境が改善し、作業効率の向上も期待できるのです。

②節電効果

ビニールカーテンで空間を間仕切ることで、消費電力を抑え、節電に貢献することも可能です。
ビニールカーテンを導入することで簡単に省エネ対策ができることも、注目されているポイントになっています。

③低コスト

ビニールカーテンは設置が簡易で工期を最小限に短縮でき、内装工事等に比べ導入コストも抑えることができるため、価格を気にされている方にもありがたい手段です。
また、撤去に関しても手間がかからないので、設備切り替えの省力化が実現できます。

④現場に合わせて加工ができる

ビニールカーテンは加工しやすく、現場に対応した仕様を検討することができます。
出入口用のファスナーを付けたり、部分的に切り欠きを作ったり、接続用の面ファスナーやマグネットを付けたりすることが可能です。

⑤機能を選べる

防炎や防虫、防寒、帯電防止、UVカット、耐候、遮光、耐熱、不燃、透明、半透明、不透明など
豊富な機能バリエーションがあり、使用目的や用途に応じて選ぶことができます。

喫煙所にも使われているビニールカーテン
喫煙所にも使われているビニールカーテン

ビニールカーテンの機能性5選

ビニールカーテンには様々なメリットがありますが、どのような用途かによって選ぶ機能が変わります。
そこで、いくつかの機能についてより詳しく解説します。

機能性① 防炎

ビニールカーテンの特徴的な機能の一つが防炎です。
火種に触れても着火しづらく、かつ着火しても自己消火性のある「防炎性能」を有した素材も存在しています。
防炎性が必要なテント倉庫や工場には、特に重宝する用途です。

機能性② 不燃

燃えにくい性能の防炎とは異なり、「20分間燃焼しない」など、一定時間、火熱に耐えることができる機能が不燃です。
国土交通省認定の不燃材料を使用する事により、不燃材指定の場所などにも設置が可能になります。

機能性③ 防虫

防虫シートの素材では、光の波長をカットして、虫を寄せ付けにくい効果を持っているものや一部の虫が嫌がる物質の配合をした忌避性能を有した生地もあります。

機能性④ 耐寒

ビニールシートの中には、寒冷環境でシート自体が硬化してしまう可能性がある素材もあります。
しかし、そのような状況下でも使用が可能な耐寒シートもお選びいただくことができます。

機能性⑤ 帯電防止/静電防止

ビニールが静電気をまとってしまうと、粉塵などを吸着させる、または電気機器への影響が出てしまうケースがあります。
帯電(静電)防止機能で、それらのリスクを低減することも可能です。

このように、「ビニールカーテン」と言っても、その種類や機能性は多岐にわたります。

非常に便利であるが故に、目的に合わせた素材の選定作業が重要です。

検討されている会社・企業様は、プロに相談をしたうえで導入することをおすすめしています。

【お問い合わせはこちらから】豊富な実績から最適なご提案を

この記事では、ビニールカーテンの選ぶ方法やメリットについてお伝えしました。

様々な材料の特性を知り抜き、お客様のご要望にあった商品をご提案できるのが、私たち卸問屋の強みです。

種類や機能性は非常に多くのバリエーションがあるため、ビニールカーテンについて生地の選定、施工業者の検討などがありましたら、お気軽に石川株式会社へお問い合わせください。

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