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2025.04.27テントシート・生地

【専門家の解説付き】熱中症対策用のテントや業務用商品を紹介

【専門家の解説付き】熱中症対策用のテントや業務用商品を紹介

「熱中症対策としてテントを設置したいけど、何を基準に選べばいいか分からない」
「ネット上だと、現場に合った最適なテントなのか判断しにくい」

という方のために、シーンごとに合った商品を紹介します。

屋内・屋外問わず、熱中症対策を行いたい方はぜひ参考にしてください。

熱中症対策に適したテントや商品の選び方はこちら

「暑さの厳しい季節が来る前に熱中症対策をしたい」とお考えの方へ、どのようなシーンでどのような商品が適しているのか解説します。

大型の休憩所を設営したいならキングテント

・イベントや建設現場の常設休憩所、学校行事などの日除けにおすすめ

大型の休憩所を設営したいならキングテント

野外の休憩所を用意する場合は、汎用性の高いキングテントがおすすめです。

熱を吸収しにくい遮熱加工生地(※オプション)を使用することで、テント内部の温度上昇を抑える効果が期待できます。
また、側面幕を開閉式にすることで通気性を確保し、風の流れによって体感温度を下げる工夫も可能に。

石川株式会社オリジナル設計のセーフティーストッパー

石川株式会社がご提供するキングテントは、オリジナル設計のセーフティーストッパーがついているため、慣れていない方でも安全に設営することができるようになっています。

野外の休憩所に最適なキングテントのご相談はこちらから

日陰空間を手軽に設営できるかんたんテント

・イベントや建設現場の常設休憩所、学校行事などの日除けにおすすめ

日陰空間を手軽に設営できるかんたんテント

キングテント以上に容易な設営・撤去には、かんたんテントがおすすめ。

部品が全て一体化されているため、本体を広げるだけで設営、閉じるだけで収納できるようになっています。

「野外で日除けスペースをつくりたいけど、設営の人手が足りない」などのケースでは、こちらのテントを検討してみてはいかがでしょうか。

標準13色+オプション5色から選べるかんたんテントのご相談はこちらから

建物内はビニールカーテンで熱中症対策を

・倉庫や工場におすすめ

ビニールカーテンで空間を間仕切りすることによって、空気の移動を制限することが可能になり、冷やした空気を留めることができるので、空調効率の向上も見込めます。

例えば下記は、クリスタルターポ(糸入り透明ビニール)という素材で、工場内に間仕切りブースを設置させていただいた事例です。

建物内はビニールカーテンで熱中症対策を

こちらの工場内にはもともとクーラーが無く、夏場は室温が大幅に上昇していました。
(夏場の工場やテント内は40℃以上になるとも言われています)

そこで、人が作業する場所にビニールブースを作り、その中にクーラーを入れることで、冷却補助効果を高めることに成功しました。

ビニールブース

画像の中央奥に見えるのがクーラーです。

稼働させたのはこちらの1台ですが、ビニールでブースをつくることで効率の良い温度管理を実現できるようになりました。

建物内の熱中症対策を実施したい方は、ぜひビニールカーテンもご検討ください
ご相談はこちらから

デザイン性に富んだパラソルも豊富

・飲食店のテラスやイベントにおすすめ

デザイン性に富んだパラソルも豊富

熱中症対策としてポピュラーなのが日除け用のパラソルです。

石川株式会社では、小型のガーデンパラソルから、最大6mの大型パラソルまでさまざまなパラソルやシェード、オーニングのご提案が可能です。

小型のガーデンパラソル

例えば、屋外施設の日除け・雨除け対策には、下記のようなパーゴラを設置いただく事例も多くあります。

パーゴラ

テント以外の日除け対策については、こちらからご相談ください

遮熱シートで-8℃の効果も

上記でご紹介した各種商品の他に、遮熱シートを使用することも効果的です。

シートには、暑くなる原因の「輻射熱」をカットする特殊な素材が使われています。
それにより太陽からの熱を反射して、熱の侵入を抑え、建物内の温度上昇を防ぐことができるのです。

遮熱シートで-8℃の効果も

実際に、過去の計測では、従来のキングテント天幕に比べて約15%の温度差を実現しました。

最大で約-8℃も抑えられたデータもあることから、※
キングテントを設営して日除けスペースを作る + 生地を遮熱シートにして体感温度をさらに下げる
などの組み合わせも効果的と言えます。
※当社調べ

厚生労働省も熱中症対策について言及

このような熱中症対策の重要性については、政府からも声明が発表されています。

令和7年4月15日付けの官報では、下記のような規定について公布されました。

<熱中症を生ずるおそれのある作業(安衛則612条の2)>

厚生労働省も熱中症対策について言及

上記の省令内容は簡単に言うと、

事業者は、暑い場所で熱中症のリスクがある作業を行わせる際に、
1.作業員が熱中症の兆候を報告できる体制を整え、周知させること
2.熱中症の悪化を防ぐための対処手順(休憩・冷却・受診など)を定め、作業員に周知すること

ということについて言及していると読み取れます。

政府としても熱中症の対策が重要であるという見解を示しているので、各企業ができる取り組みをしていくことが大事なのではないでしょうか。

詳しいサイズや仕様のご相談はこちらから

詳しいサイズや仕様のご相談はこちらから

​この記事では、熱中症対策の重要性や、どのようなシーンでどのような商品を選ぶのが適しているかをご紹介しました。

「実際にネットで見ただけでは合っているかわからない、、」
とお困りの方は、これまでに熱中症対策にも実績豊富な石川株式会社へご相談ください。

ニーズに合った商品選定から、仕様、サイズなど、適切なご提案をさせていただきます。

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